弟子訓練の終講パーティはとても重要です。弟子訓練を締めくくる集会としてどのように行うかによって、不完全であった弟子訓練の部分が美しく補われ、大切に保ちたい弟子訓練雰囲気をさらに良くつくることになもなり、損なうことにもなりかねません。ですから教職者は神経を使って終講パーティを準備しなければなりません。

終講パーティの五大原理

1. 感激をもって
2. 和気あいあいと
3. 素敵に
4. 楽しく
5. 意味あるものとして

終講パーティの五大原則

1. 意味あるものとして行って下さい。
   終講パーティは雰囲気が重要です。ですから意味を持つ集会になるようにすることが良いでしょう。　この終講パーティが終わるその時、イエス・キリストの弟子として出て行かなければなりません。ですから弟子訓練を受けた効果を感じることができ、激励の時となり、派遣を受ける感激が訓練生の心に湧き上がるように行わなければなりません。
   
   
2. 個人の家で行って下さい。
   訓練生の中に、皆のために十分な大きな家を持つ人がいれば、その家で行うのが良いでしょう。しかしこのような訓練生がいない場合や、やむを得ず教会以外の場所がない場合は教会で行っても差し支えありません。家、飲食店、または教会で行っても、家庭ほど終講パーティの性格をよく活かすことのできる空間はないということです。
   
   
3. 食事は各家庭（個人）で重複しないように準備して来て下さい。
   　 各個人や家庭でともに食事の内容が重複しないように少しずつ準備をして集まり、ビッフェ式で行うのが良いでしょう。飲食店で行うのだから、飲食店で食事をすませても構わないという話に対して、教職者が耳を貸さず、一品ずつ準備してくるようにして下さい。準備してくることによってのみ、仕える味わいがどのようなものか満喫でき、和気あいあいとした雰囲気をつくることができます。
   
   
4. 夫婦がともに参加して下さい。
   男性が訓練生の場合、配偶者は同席することが難しくありませんが、女性が訓練生の場合、もし信仰のないまたは信じていない配偶者を持つ場合同席することは簡単ではありません。万一の場合、男性たちがすべて同席することができなければ、女性だけで集まることもあるでしょう。
   
   
5. 手紙とプレゼントを準備して下さい。
   教職者は訓練生に「訓練を受けられてお疲れ様でした。」「お祝いします。」「ミニストリー訓練も一生懸命受けて下さい。」などの内容の濃い激励の手紙やプレゼントを、訓練生も教職者に「弟子訓練を受けている間、お祈りをしていただき、協力をしていただいたことを心から感謝します。」「期待して下さい。」「今、主の弟子としてすばらしい姿をお見せします。」などの感謝と決心を表した手紙とプレゼントを互いに準備し、手紙を読み合いながら、時間を過ごします。このような機会を通して、終講パーティの雰囲気が激励と感激でいっぱいに満たされるようにします。