過去 20 年間、神様は国際弟子訓練院を韓国教会を健康に建て上げる働きにお用いになられました。サラン教会という土壌に蒔かれた弟子訓練牧会哲学は、今日、状況と背景の異なる様々な教会にも同じ実を刈り取ることで、聖書的な牧会哲学の本質であることが検討されました。それのみならず、最近は弟子訓練の牧会哲学で教会をしっかりと建てあげようとする牧会者たちが、益々増えています。

私は、このような現状が単純に一時の流行や関心増加だと思いません。これは牧会現場の切迫した必要であり、この働きを長い間見守ってきた多くの同労者たちの最終的な結論であると考えます。今、訓練を通して一人の信徒を目覚めさせて牧会の同労者として立てなければならないという緊迫感が、韓国教会の牧会者たちの間で共有されているのです。

そのような意味で、国際弟子訓練院はより具体的で実際的に、皆様の牧会をお手伝いする良い踏み台になることでしょう。私は、サラン教会といくつかの兄弟教会が、そのような目的で献身したと信じます。従って、今日私どもの最も重要な働きは、皆様の教会を健康に建てあげるのに必要な全ての助けを差し上げることです。

私ども国際弟子訓練院は、一人を全きキリストの弟子として立てあげることで、教会がしっかりと立ち、神様の御国が広がることを願います。この働きは、神様が私達に下さった使命であり、世界、韓国教会に向かう私達の負担感です。この夢を成し遂げるために、私どもは様々な同労者の方々の良い牧会パートナーになりたいと願います。この国際弟子訓練院が、皆様の教会を健康にする上で少しでも助けになればと、切に願っております。

国際弟子訓練院　院長　玉漢欽
サラン教会　担任　呉正賢